ロシア外務省の報道官は7日、「米下院がこのほど、在米ロシア外交官の長距離外出を禁止する法案を採択したが、これが正式に発効されるなら、ロシアも在露米国外交官に対し同じような措置を取る用意がある」と発表しました。

　この法案によると、在米ロシア外交官は米国務省への事前連絡がない場合、大使館と領事館の周辺40キロ圏内でしか外出・活動が許されないと定められています。

　これに対し、ロシア外務省の報道官は「両国間の外交活動には対等の原則がある。米国が上記の禁止令を実施すれば、ロシアも必ず対等な措置を取ることになる」と強調しました。（ミン・イヒョウ　謙）