ロシア政府観光局のセルゲイ・コルネーエフ副局長は、このほど、スプートニク通信社のインタビューを受け、「去年、中国からの観光客は延べ110万人を超えた。今後は、毎年延べ200万人の中国人観光客の到来を期待している」と述べました。

　コルネーエフ副局長は、「海外からの観光客のうち、中国人が最も多い。今後毎年、年間延べ200万人の中国人観光客を迎え入れるという目標が実現できるかどうかは、われわれの手にかかっている」と指摘しました。

　ロシアの旅行会社は、すでに中国向けに、タタールスタン共和国やウドムルト共和国、バシコルトスタン共和国、サハ共和国、サンクトペテルブルクなどの観光ルートの宣伝を始めたということです。

また、統計では、今年上半期、中国人観光客のロシアでの消費額は17億ドルに達したとのことです。（藍、謙）