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外務省、「アジア太平洋地域事務は一国だけではない」

2016-11-23 19:33:13     cri    
 アメリカの環太平洋経済連携協定(TPP)離脱が本地域の主導権を中国に移すことになるという報道について、中国外務省の耿爽報道官は「アジア太平洋地域の事務は関連する諸国が交渉を通じて進め、一国のみで決めるわけではない」と強調しました。

 耿爽報道官は「アジア太平洋自由貿易の規則は関連する各国が交渉を通して決めるべきだ。関連する貿易は政治化させるべきではなく、関連する各国は地政学の視点から考えてはならない。双方はゼロサムの関係ではなく、互いに促進する関係である」という考えを表明しました。

 また、耿爽報道官は「ペルーの首都リマで開かれていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議では、アジア太平洋自由貿易の促進について討議し、合意したことは非常に積極的な兆しである。中国は関連する各国とともに、引き続き本地域の自由貿易化プロセスを推進していきたい」と述べました。(万、星)

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