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外務省、中比関係の客観的報道を求める

2016-11-11 21:44:16     cri    
 外務省の陸慷報道官は11日、北京で行われた定例記者会見で、駐中国フィリピン大使に指名されたロマーナ氏の発言の件について、「関連するメディアに対し、客観的な報道を行うよう求める。インタビューに答える言葉を歪曲して、読み手に誤解を生じさせるようなことをしてはいけない」とした上で、「現在、中国とフィリピンの関係は全面的に改善されている。中国はフィリピンと共に努力し、両国の友好協力を深めていきたい」と述べました。

 西側のメディアは先日、ロマーナ氏がマニラでのフォーラムに出席した際、「中国はフィリピンの漁師の黄岩島での操業を認めた。これは中国が事実として南海仲裁案の判決を遵守していることを意味する」と発言したと報じました。この報道についてロマーナ氏本人はその後、「これは一部メディアによる都合の良い報道で、事実ではない。私の発言の意図を歪曲している」と指摘しています。

 これを受けて、陸報道官は「ロマーナ氏は、一部メディアによる事実に反する報道について、自らの真意を説明した。ロマーナ氏の釈明を通じてフィリピン政府の立場を正しく認識するよう、関係側に希望する。われわれは、関連メディアに対し、ジャーナリストとしてのプロ精神を守り、客観的に報道するよう求める。意図的に話を歪曲し、読み手に誤解を生じさせてはならない」と述べました。(藍、謙)

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