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国連事務総長、後任者による国連の決断力向上を期待

2016-10-04 14:08:32     cri    

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は3日、ジュネーブで「次期国連事務総長に対して、国連総会議長とともに国連の枠組み内での決断力を向上させるための実現可能性調査(フィージビリティスタディ)を行うハイレベル・グループを構築するよう期待する」と述べました。

 パン事務総長はこの日に開かれた記者会見で「国連の原則は共通認識を集め、団結を促進することであるべきだ。国連にとって最も必要なのは、互いの違いを尊重しながら共通点を探り、問題の解決を後押しすることである。どのようなことであれ、全体の一致を求めることではない」と強調しました。

 また、コロンビア和平合意が国民投票で否決されたことについて、パン事務総長は「特別代表をキューバの首都ハバナに派遣し、関係各側と交渉を続けている。和平合意が国民投票で否決され、コロンビアの和平プロセスの先行きが不透明になった。しかし、先週コロンビアで和平合意の署名式に出席した際に、両指導者の平和に対する強い願いが印象に残った。コロンビアの平和実現を信じている」と表しました。

 なお、パン事務総長は12月31日に任期満了で、後任者は来年1月1日に就任する予定です。(殷、謙)

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