国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は25日、キプロスのギリシャ系民族とトルコ系民族の指導者が話し合いを通じて、キプロスの平和共存問題の解決を図る動きを称賛し、年内に統一協議を結べるよう全力で支持する意向を示しました。

　潘事務総長はこの日、国連本部でキプロスのギリシャ系民族のアナスタシアディス指導者とトルコ系民族のアクンジュ指導者と会談し、その後記者会見しました。この席で潘事務総長は会談では大きな成果があったとし、「両指導者がこのチャンスを利用して、年内に統一協議を結べるよう努力することを歓迎する。今後の話し合いはキプロスにとって非常に重要である。成果が上がるよう全力で支持する」と述べました。 (怡康、Keiko)