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イラン、新たな原発ユニットが正式着工

2016-09-11 15:33:07     cri    

 イランのイスラム共和国通信社は10日、ロシアの協力によって建設されるイランの原子力発電ユニットの建設が正式に着工したと報道しました。

 着工式典ではイランのサレヒ原子力庁長官が発言し、「イラン南部のブーシェフル原子力発電所の一部として、今回新たに2基の原子力発電ユニットの建設が着工した。これによって、イランの石油や天然ガスへの依存が軽減され、原子力の平和利用による工業の発展という、新たな局面が切り開かれるだろう」と期待を寄せました。

 去年7月、イランはアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツと歴史的な協定を結び、核開発計画の長期停止によって国際社会からの制裁解除を求めました。しかし、原子力の民間利用は協定に制限されていません。サレヒ原子力庁長官は、「今回の原子力発電ユニット建設プロジェクトはIAEA(国際原子力機関)の関連枠組み協定や『核拡散防止条約』を順守する前提の下で進められる」と明らかにしています。

 このプロジェクトの工期は10年で、建設費用は100億ドルであるということです。

 (Lin、謙)

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