イランの最高指導者ハメネイ師は1日、「アメリカは救世主ではなく、地域のトラブルメーカーだ」と非難するとともに、地域問題の解決にアメリカを頼らぬよう中東諸国に呼びかけました。

　ハメネイ師は「国民生活に前向きな影響を与えるには、アメリカが直ちに対イラン制裁を解除することが必要だ。しかし、核協議が実施されて6ヶ月以上経ったが、国民生活にはなんら実質的変化がない」と述べました。

　ハメネイ師はまた「アメリカは核協議に違反しただけでなく、イランとその他の国との経済関係を破壊しようとしている」と指摘し、核協議に定められた義務を履行しないアメリカを「信用できない」と非難しました。（ZHL、む）