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イラン外相、制裁の「残存意識」を取り除くよう米に求める

2016-06-15 14:24:16     cri    
 イランのザリーフ外相は14日、「アメリカは表面上、対イラン制裁を解除したとしているが、制裁の『残存意識』が依然として残っている。イラン核問題解決のための合意は実際の行動をもって実施する必要がある」との考えを強調しました。

 ザリーフ外相は同日、モゲリーニ EU外務・安全保障政策上級代表とオスロで国際紛争の解決に関するフォーラムに出席、会合終了後、ノルウェーの外相と共同記者会見を行いました。ザリーフ外相は「イラン核問題の最終合意はウィンウィンの合意であり、その実施もウィンウィンであるべきだ。こうしてこそ、関係各サイドが合意のメリットを感じることができ、合意にも持続性が生まれる」と強調しました。

 モゲリーニ上級代表は「イランとの協力をより多く行うよう、EUは、商工業界や金融界に働きかけている」と述べました。

 2015年7月14日、長時間にわたる困難な交渉を経て、イランは米、英、仏、露、中、独6カ国と、核問題を解決する最終合意を達成し、EUと米国はその後イランに対する制裁の解除を宣言しています。(MOU、む)

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