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劉外務次官、「南海仲裁問題の持ち出し時流に背く」

2016-09-09 10:46:30     cri    

 劉振民外務次官は8日、東アジアサミット(EAS)閉幕後の記者会見で、「今回のサミットは協力をメインテーマとし、南海問題をめぐって共通認識に達した」と述べると共に、地域外国家がいわゆる南海仲裁問題を持ち出したやり方は時流に背くものだと非難しました。

 劉外務次官によりますと、サミットで発言した東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳はいずれも中国とASEAN諸国がこれまで『南海各方面行動宣言』を実施し、「南海行動準則」の策定を目指す交渉を進めてきた努力を評価しました。また、7月に開かれた中国・ASEAN首脳会議で採択された4つの成果文書を称賛し、南海の平和と安定を維持し、南海問題を解決するために正しい道を探し出したと見ているということです。

 一方で、地域外の2つの国がいわゆる南海仲裁案裁定結果の順守を求める声を上げました。劉外務次官は「これはふさわしくない行動であり、地域の国々が話し合いと協議を通じて争議を解決するという流れに背くものである。問題解決につながらないどころか、食い違いと対立を拡大するばかりだ」と述べ、中国は断固反対するという立場を示しました。(ZHL、星)

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