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外務省、「南海問題は外相会議の議題にならない」

2016-08-25 18:48:48     cri    
 外務省の陸慷報道官は25日、北京で行われた定例記者会見で、今回の中日韓外相会議では海洋問題について議論していないことを明らかにしました。

 陸報道官はその中で、「中日外相の二国間会談の場では、双方は東海問題について踏み込んだ意見交換を行った。王毅外相は中国の原則的立場を表明した上で、『双方は四つの原則的共通認識に基づき、食い違いを適切にコントロールして、既存の対話協議メカニズムの調整的役割を十分に発揮させるべきだ』と主張した。議論は建設的で、有益なものだった。南海問題については、今回の議題ではなく、議題に上ることもなかった」と話しました。

 その上で、「中日韓外相会議は三国の関係が困難な状況にある中で開かれたものだ。中国側が会議に出席し、日韓双方と積極的に交流を行うこと自体に、地域の平和発展と互いの関係改善を進めるための建設的意義がある。日本も韓国も中国が杭州で開催する主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の開催を支持し、このことをめぐって中国と協力を強める意思を明確に表明している。中国側の主催の下、サミットが世界経済に力強い原動力を注ぐと同時に、二国間関係の改善にもプラスの材料になるよう期待されている」と話しました。

 陸報道官はまた「朝鮮半島情勢の最新の変化を鑑み、三カ国は議論を行った。王毅外相は中国の原則的な立場を表明し、国連安保理2270号決議案の全面的遵守の重要性を強調した」と紹介しました。(Yan、謙)

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