劉振民外務次官は会議後のインタビューで、「今回の高官会議は先月末開催された中国・ASEAN外相会議と来月初めに予定されている中国・ASEAN首脳会議の間におかれた、承前啓後の意味あいをもつ会議となる。会議は各サイドの努力により、成功裏に終えることができた」と述べました。
劉次官は「各国は引き続き『南海各側行動宣言』の精神に基づき各規定を履行し、海上での実務協力を深め、『南海行動準則』の作成に向けた交渉を進め、南海の平和と安定、航行の自由を確保していくことで合意し、また、『南海行動準則』について、各国は、干渉を受けることのない環境の中で交渉の頻度を増やし、来年の中ごろに枠組み案をまとめることを目指している」としています。
劉次官は、さらに「南海問題は中国とASEAN間の問題ではない。外部勢力による干渉を受けている現状において、中国もASEANも、問題解決の鍵を自らの手中に収める必要を認識するようになっている」と強調しました。(鵬、む)
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