李首相は、その際「中国とカナダの経済は互いに補完性を持ち、ハイテク産業や農業などを含めた協力の分野は幅広い。双方は、自由貿易協定の可能性についての研究を一日も早くスタートさせていくことで意見が一致し、貿易と投資の自由化、利便化を推進していきたいと世界に明確なメッセージを送り出した」と述べたうえで、「中国とカナダの共同の利益は食い違いより大きい。双方は、両国関係の発展方向を把握し、共通点を求め、相違点を取り残し、両国関係の大局を維持していくべきだ。これは両国に福祉をもたらすだけではなく、世界の平和と発展にもプラスとなるものだ」と強調しました。

　これに対して、トルドー首相は「カナダの新政権は、中国との伝統的な友好関係を基礎に、互いに尊重し、潜在力をよりよく掘り出し、協力の分野を拡大させ、より緊密なパートナー関係を築いていきたい」と述べました。（藍、kokusei）