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欧州学者、金融ガバナンス整備をG20サミットに期待

2016-08-28 14:31:14     cri    

 まもなく杭州で開かれる主要20カ国・地域(G20)サミットでは、「世界経済金融ガバナンスの効率を一層高める」を主な議題の1つとして取り上げます。これに因んで、多くのヨーロッパの学者や要人らは、「今年、中国がG20の枠組み内で金融ガバナンスの完備を推進する努力は既に成果を上げた」として、G20杭州サミットが引き続き世界金融システムの改革を促進し、世界経済の成長に寄与するよう期待を寄せています。

 ブリュッセルに本部を置くシンクタンク、ブリューゲル(ブリュッセル欧州世界経済研究所)のグントラム・ヴォルフ所長は、「G20サミットにおける金融ガバナンスを巡る議題は、ヨーロッパにとって非常に重要だ。株式市場や債券市場などの直接的な融資市場が比較的立ち遅れているため、ヨーロッパの金融システムにおいて、銀行が占める割合が高すぎる。一部の欧州国家で銀行業の危機が台頭するリスクに直面している現在、金融ガバナンスを強化するための効果的な対策を見出すことは当面の急務だ」と指摘しました。

 一方、欧州投資銀行(EIB)のホイヤー総裁は、「EIBは最初から、アジアインフラ投資銀行(AIIB)との意思疎通を緊密に保ってきている。現在、双方は協力協定を結んでおり、戦略的な意義のあるプロジェクトにおいて共同で関連の投資を支持することで合意に達した」と語りました。(洋、星)

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