会員登録

次期輪番国アルゼンチン、G20で更なる成果を期待

2016-08-25 20:28:43     cri    

 世界的に注目される第11 回主要20カ国・地域(G20)サミットがまもなく杭州で開催されます。アルゼンチンはサミットに出席する有数のラテンアメリカ国家の代表で、来月杭州に赴く同国のマクリ大統領は24日、中国国際放送局(CRI)を含む多くのアルゼンチン駐在主要メディアの取材を受けた際、杭州サミットが多くの分野で新たな成果を挙げ、グローバルな包摂性と持続可能な発展を促進することを期待するとの意向を示しました。

 低迷する世界経済と複雑な国際情勢に対し、マクリ大統領は「G20サミットは各国間の交流と理解を強化し、全世界が多くの分野で共に直面する試練の解決を促し、持続可能な発展目標の実現にプラスになる」と語りました。さらに「例えば世界的な気候変化と汚染処理に対する承諾の実現、技術革新の推進、またイノベーションによって就職率を増加することなどをどのように計画していくかなど、これらの問題の解決方法を模索し、考えを共有できる場がG20だ」と述べました。

 杭州サミットのテーマが「革新的で、活力ある、連動した、包摂的な世界経済の構築」で、初めてグリーン金融を議事日程に入れたことに対し、マクリ大統領は「各方面から革新を促進すべきだと思う。例としては、経済構築革新による変化に対応するため、各国が素質教育と技術能力養成を全面的に推し進めることや、全世界が持続可能な発展を促進する大きな環境を十分に利用して、グリーンテクノロジーの発展を支持し、グリーン投資を拡大することなどが非常に重要だ」という見解を述べました。

 また、本サミットで討議される予定の反テロ、汚職撲滅や難民問題などの国際社会が共に関心を持つ課題について、「今回のサミットで貧困撲滅、気候変動対応、組織犯罪・麻薬犯罪・テロへの取り締まりなどの分野で承諾した動きの実施を促進し、包摂的な世界環境の発展、貧困人口の減少と就職率の向上を図ることを期待する」と語りました。

 アルゼンチンが中国に続き、2018年G20サミットの輪番議長国を務めることに対し、マクリ大統領は「アルゼンチンにとっては巨大な挑戦だが、貧困撲滅、持続可能な発展の実現、教育レベルの向上、多国間協力の完全化、移民問題の解決、反テロなど世界中が直面する試練に対して、これらの衝突と試練の解決方法を模索し、具体的な実施法を見いだせるよう努める所存である」と述べました。(怡康、星)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS