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G20財相・中央銀行総裁会議、ワシントンで閉幕

2016-04-16 16:52:52     cri    

 2016年2回目のG20財相・中央銀行総裁会議が14日から15日にかけて、アメリカのワシントンで開かれました。会議では、通貨、財政と構造性改革など多くの政策ツールを通じて世界経済の自信を取り戻し、成長を促すことを改めて強調しました。

 楼継偉財政相と中国人民銀行の周小川総裁が共同で会議を主宰しました。会議では、現在の世界経済情勢、成長の枠組み、国際金融の構造、投資とインフラ施設、金融部門の改革、国際的税収協力、反テロの融資、グリーン金融及び気候資金などの議題を主に討論し、合同で声明を発表しました。

 会議では、「世界経済は引き続き回復し、金融市場も基本的に去年の始めごろまでのレベルに回復している」とした上で、成長が依然として緩やかで不均衡であり、世界経済の未来は相場が下落する下押し圧力と不確定要素のリスクに引き続き直面しているとしました。

 会議では、通貨政策を通して引き続き経済活動を支持し、価格の安定を維持することで合意しました。同時に、柔軟な財政政策を実施することで成長を促し、雇用を増やして市場の自信を取り戻すほか、経済の強靭性を増やすことで、債務がGDPを占める割合を持続可能なレベルに保つことで合意しました。

 会議では、構造性改革の優先分野で共通認識を得た上で、更に一連の指導原則を制定し、各国の国情に合わせながら、柔軟な手段で実施することでも合意しました。また、構造性改革の進展を観測評価するための指標体系を制定し、7月のG20財相・中央銀行総裁会議で確認することで一致しました。(RYU、星)

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