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　20か国・地域グループ（G20）を支えるグローバル・ビジネス・リーダーの集まりとも呼ばれるG20ビジネスサミット（B20）の2016年第2回会合が5月31日、パリで開かれました。多くの企業や組織から参加した代表300人あまりが、今年9月開催のG20サミットに提出する予定のB20政策助言報告をめぐって討議しました。

　B20の組織委員会によりますと、各議題の担当部門は政策や助言の内容について一致しており、最終報告は近いうちに完成されるということです。

　中国商務省の王受文次官は会議の期間中、「中国はG20の議長国として、世界規模の投資と貿易を後押しするため、各国と互いの違いを尊重しながら共通点を追求している。各側に良好だと認められる状態を探っているところだ。B20がプラスのエネルギーを注ぐことに期待している」と話しました。

　王次官によりますと、20か国のうちのほとんどがG20の貿易成長戦略の制定に対する支持を表明しており、2018年末まで貿易保護主義への反対を延長させることで一致したということです。（殷、星）