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李克強首相、スー・チー国家顧問兼外相と会談

2016-08-19 10:42:23     cri    


 李克強首相は18日午後、北京の人民大会堂で、中国を訪問中のミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談しました。

 席上、李首相は両国の伝統的な友情を称えた後、「国家顧問兼外相に就任後、ASEAN・東南アジア諸国を除いた国の中で最初の外国訪問先を中国にした。これはミャンマー政府と本人が中国との友好関係発展を重視している表れだ」と評価しました。

 また、李首相は「国際情勢がいかに変化しても、両国は相互尊重、平等対応を貫いている。また、インドとともに三カ国で提唱した平和共存五原則は、国際関係の基本準則になっている」とこれまでの成果を振り返り、「ミャンマーとの政治信頼を強固なものにして、政府や議会、政党、軍隊、地方政府、民間団体などにおける交流と協力を強化していきたい」と中国政府の立場を表しました。さらに、「実務協力において両国の補完性は強い。両国の石油パイプラインや水力発電所を含めた大型プロジェクトの協力を適切に推し進めていくとともに、経済や貿易、農業、林業などにおける協力を促し、文化や教育、衛生における交流を拡大していくことを望んでいる」と述べました。

 これを受けて、スー・チー国家顧問兼外相は、「新政府は、中国との関係発展を非常に重視している」と、経済や社会の発展に寄与した中国の援助提供に感謝の意を示しました。その上で、「国際情勢が変化しても、中国とのハイレベル交流を保つとともに、エネルギー分野などでの実務協力を推し進めていく。また、国境貿易、農業、健康、教育などでの交流と協力を拡大して、国境地域の安定を共同で擁護していくことを望んでいる」とミャンマー政府の姿勢を示しました。さらに、「ASEAN・東南アジア諸国連合―中国対話関係樹立25周年を契機に、ミャンマーは、ASEANと中国との関係発展に力を入れていく」と強調しました。(朱)

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