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中国と世界経済の持続可能な共同発展を=李首相

2016-07-23 13:59:02     cri    
 李克強首相は22日午前、釣魚台で、世界銀行のジム・ヨン・キム総裁や国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事、世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長、国際労働機関(ILO)のライダー事務局長、経済協力開発機構(OECD)のグリア事務局長、金融安定理事会(FSB)のカーニー議長と共に、「1+6」円卓対話会議を開き、「世界経済の情勢と課題」と「中国経済のモデルチェンジにおける成長の新原動力」を巡って討議を行いました。

 李首相は、「世界経済が直面する不安定要素と不確定要素は増加しているが、世界市場には潜在力がある。各組織は経済の発展と市民生活の改善を優先の位置に据え、強力且つ持続可能でバランスの取れた成長を努力目標にしていくべきだ。世界経済の回復には短期課題と中長期課題を共に考慮する必要がある。総需要を適度に拡大させ、制限緩和、イノベーション支援、雇用改善、包摂性ある成長の促進などを念頭に置いた構造改革を推進すべきだ。今後も財政政策の柔軟性を保ち、実体経済を支えうる通貨政策を実行していく」と述べました。

 李首相は、「引き続きグローバル化プロセスと多国間貿易体制をメインチャンネルとし、様々な保護主義に反対し、制限的貿易措置の使用は慎重に行うべきだ。各主要経済主体はマクロ経済政策による調整を強化し、政策の透明度と予見性を向上させ、政策の及ぼす副次的影響にも考慮していくべきだ」と指摘しました。

 また李首相は、「現在、中国経済は引き続きよい方向へ向かって発展している。我々は総需要を適度に拡大し、サプライサイド構造改革を中心に、構造のモデルチェンジを実現させていく。引き続き改革を全面的に拡大し、行政手続を一層簡素化させ、社会全体の創造力と市場の活力を呼び起こし、イノベーション駆動型発展戦略によって骨太な原動力を創出し、経済の安定運営を保っていく」と述べました。(玉華、む)

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