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李克強首相、第11回アジア欧州会議首脳会合非公式会議に出席

2016-07-16 17:50:27     cri    

 中国国務院の李克強首相は現地時間16日午前、モンゴルのウランバートルで第11回アジア欧州会議(ASEM)首脳会合の非公式会議に出席し、国際と地域問題について各国の首脳らと意見を交わしました。

 李首相は「現在、アジアとヨーロッパは全体的に平和と安定を保っているが、伝統的また非伝統的な安全挑発的な活動が頻発しており、そのうち、テロリズムは各国がともに直面しているチャレンジだ。各国は手を携えてテロ取り締まりにおける協力を強め、真の開放的で包容性のある社会を築き上げ、テロリズムを生む土壌を徹底的になくすべきだ」と語りました。

 李首相は「中国は中国とヨーロッパとの関係や、中国と英国との関係を維持し、発展させ、欧州一体化プロセスを支持し、欧州連合(EU)の絶え間ない発展を確信し、繁栄かつ安定したEUとイギリス、イギリスとEUとの関係の平穏な過渡をこの目で見たい。われわれは各側と協調を強め、国際資本市場の安定を保ち、世界経済の回復と成長を促進していきたい」と強調しました。

 さらに、李首相は「南海問題はそもそも多角的な場で討議する問題ではなく、今回会議の議題でもない。ただし、ごく一部の国が南海問題について論評を発表したことから、中国側は南海問題についての立場と事実を明らかにする必要がある。中国側は最初から最後までフィリピンが一方的に提起した南海仲裁案に参与しておらず、いわゆる判決を受け入れず、認めない。中国は直接当事国と歴史的事実の尊重を踏まえ、また国際法に基づき、対話を通して南海問題の解決を図り、南海地域の平和と安定した局面を維持することを堅持していく」と指摘しました。(殷、kokusei)

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