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李克強首相、ドイツのメルケル首相と会談

2016-07-16 16:33:48     cri    
 李克強首相は現地時間16日午前、モンゴルのウランバートルでドイツのメルケル首相と会談しました。双方は中独、中国・欧州関係などについて突っ込んだ意見交換を行いました。

 李首相は、席上「ドイツ政府と共に努力し、このほど行われた両国政府間第4ラウンド協議で収めた成果の積極的な実行を推し進め、国際問題や地域問題における意思疎通と協調を密接化し、共に両国関係と協力発展を促していきたい」と述べました。

 李首相は、また「最近、フランスのニースでテロ襲撃事件が起きて、世界を驚かせた。イギリスで国民投票によるEU・欧州連合の離脱も国際の金融市場の安定に影響を及ぼした。これらのことからみれば、アジアと欧州諸国は多くの問題と挑戦に直面していることが分かる。中国はいかなる形のテロリズムにも反対する」としたうえで「欧州の一体化を支持し、繁栄で安定した欧州は各側の利益に合致していると中国は見ている。中国はドイツを含むEU諸国との協力を強化し、共に挑戦に立ち向かい、地域や世界の平和と安定、発展と繁栄を維持していく」と述べました。

 李首相は、さらにEUが「中国の世界貿易機関へのWTO加盟に関する議定書」第15条の条約義務を期日通りに履行することについて中国の主張を述べ、ドイツがこの問題解決を推し進めていくよう期待を示しました。

 これに対して、メルケル首相は「ドイツと中国の首相が常に対話を行っていることは、両国関係の緊密性を示している。ドイツは欧州情勢の最新の成り行きについて中国と意思疎通を保っていきたい。中国はEUの信頼できるパートナーであり、EUがより理性的で実務的な態度で中国と協力を進めていくことを希望する」と述べました。(藍、kokusei)

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