シエラレオネ政府とケニア政府がこのほど南海問題で声明を発表して中国の立場への支持を表明しましたが、これについて、記者から「60近くの国々が中国への支持を表明したのは、中国政府が働きをかけた結果なのか?中国は南海問題において『友達の輪』を広げようとしているのか」との質問がありました。
これに対し、陸報道官は「南海問題とは、そもそも中国とその周辺諸国間の問題である。中国は、この問題の国際化には一貫して賛成しない。2002年に合意した『南海各側行動宣言』も、ASEAN諸国がこのほど提出した『双軌道構想』も、南海とその関係島嶼の主権をめぐる係争を、当事国が歴史事実と国際法への尊重に基づき友好的な交渉を通じて適切に解決することを主張している」とした上で、「ここ数年、一部の国が自国利益のためにこの地域の国々の人々の福祉を考えずに、規則への維持を口実に規則と国際法を破壊してまで中国に泥を塗ろうとしている。こうした状況の下で、多くの国が公平公正を守り正義の声を出しつづけている。中国はこれに賞賛と感謝の意をを示したい」と述べました。(ミン・イヒョウ Kokusei)
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