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中国外務省、南海問題に関する英国側の言論を非難

2016-04-21 12:14:10     cri    

 イギリスのユーゴー・スワイヤー外務省国務大臣はこのほど、南海問題に関して事実を無視した発言を行いました。これを受けて、中国外務省の華春瑩報道官は20日の定例記者会見で「スワイヤー外務大臣の発言は事実を無視し、差別と偏見を持つものであり、関連問題において、特定の立場を取らないというイギリスの約束にひどく背いている。これに対しわれわれは強い不満を覚える」と表しました。

 華報道官は「南海情勢が緊迫化しているという言い方は、アメリカとフィリピンが各自の政治目的で上演した茶番劇である。毎年、南海地域を通過した10万隻余りの各国の船舶は無事目的地に到着している。ただ違うのは、南海を行き来するアメリカの軍用機と軍艦がより多くより頻繁になっていることだ。アメリカのフィリピン駐在大使は18日、フィリピンに偵察飛行船と4200万ドル相当の軍事設備を提供することを明らかにした。こういった事実から見てもわかるように、南海情勢の緊迫化は、アメリカがその最大の黒幕だ」と指摘しています。

 フィリピンが一方的に南海仲裁案を提出したことについて、華報道官は「その目的は中国が持つ南沙諸島の領土主権を全面的に否定しようとすることにあり、その裏には黒幕と政治的な操作がある。中国がいわゆる南海仲裁案に対し受け入れず、参与しないのは国際法と国際条約の厳粛性を守るためだ」と明らかにしました。(殷、kokusei)

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