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　日本の東京電力株式会社がこのほど、福島原発事故で事実を隠したことを認めたことについて、中国外務省の華春瑩報道官は3日、北京での記者会見で「日本政府が高度な責任感を持ち、速やかに全面的かつ正確に国際社会に原発事故の全容を通報するよう希望する」と述べました。

　日本の東京電力の担当者がこのほど、過去5年間福島原発事故に関する事実を隠したことを明らかにしたことで、中国はこれについて心配するかどうか、またこれについて影響される可能性のある韓国などの国々とコンタクトを取ったかどうかという記者の質問に対して、華報道官「中国は福島原発事故が生じた影響に関心を寄せており、日本政府に速やかに事態をコントロールして、事故を善処するよう、何回も求めた」として、国際原子力機関にも福島原発の排水をモニタリングし、評価するよう求めたことを明らかにしました。

　華報道官は「日本政府が自国民、隣国の国民及び国際社会に高度な責任感を持ち、効果的な措置を講じ、速やかに全面的かつ正確に国際社会に通報すると共に、海洋環境を保護するよう希望する」と述べた上で、これについて、韓国を含む関係国と意思疎通を行いたい考えを示しました。（ヒガシ）