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社会科学院、最新日本研究の本が出版

2015-12-08 18:12:55     cri    

 最新の中日関係の分析と研究をまとめた本の出版発表会と中日関係の討論会が8日、中国社会科学院日本研究所で行われました。

 今回出版されたのは、日本の戦後70周年の歩みや今後の動向、取り組み、問題点などを分析、総括した『日本戦後70周年:軌跡と動向』と、近年の中日関係で注目されている問題などを研究分析した『中日話題問題研究』です。

 執筆に携わった中国社会科学院日本研究所の楊伯江副所長は2冊の本の出版について、「中日関係は、中国の内政と密接に関連している対外関係だ。中日関係や日本に対し、中国国民にはいろいろな見方があるが、全てが正しいわけではない。日本を専門に研究する部門として、節目の年に重大問題を研究、分析し、紹介する責任がある。今回の出版を通して、日本に対する研究と理解を深め、今後の対日本政策の立案に積極的に貢献したい」と紹介しました。


中国社会科学院日本研究所李薇所長(左)楊伯江副所長(右)

 2冊の中日関係を分析した本の出版の意義について、中国社会科学院日本研究所の李薇所長は「70周年という年は、節目の年だ。今回の本では、日本に関する問題で、その原因を探し、これまでの歩みを振り返り、今後の発展動向を探ることを目的としている。今の日本を知る上で重要な学術資料を提供している」と述べました。

 この発表会と討論会には、全国から50人余りの専門家と学者が集まりました。戦後70周年の1年が過ぎ去ろうとしている時期に、今後の日本の発展や中国との関係、中国の対日本政策の転換などについて、政治、経済、社会、外交、文化などの各方面から分析と討論を行いました。(取材・写真:RYU 撮影:趙鵬 編集:王魏)

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