中国外務省の洪磊報道官は6日の記者会見で、米国やフィリピンのいわゆる中国が南海の生態環境を破壊しているという言い方に対して、「中国はほかの国や組織、個人よりも南海の関連島礁と海域の生態環境保護を重視している。中国のやり方は時の試練に耐えることができると述べました。

　関連報道によりますと、ある米国の専門家は、南海のサンゴ礁は大きく破壊されている。中国の島づくりはその主因だとしています。一方、フィリピンも、中国の美済礁などの島礁での建設は海洋の生態環境を破壊していると言っています。

　これらの発言に対して、洪磊報道官は、中国の関連活動は「グリーン工事、エコ島礁」という生態環境保護理念に従って綿密な研究と検証を行っており、工事中十分な保護措置を取り、関連工事と生態環境の保護をよく考え、南沙島礁の持続的な発展ができるようにしていると述べました。（任春生、kokusei）