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ウシャコフ補佐官は同日、報道機関に対して「ロシアと日本は、2013年からプーチン大統領の訪日について話し続けており、モスクワは招請を受け入れた。しかしその後、東京側は数回にわたって受け入れの日程を修正している」と述べた上で、「まもなくロシアを訪れる安倍晋三首相が、プーチン大統領への訪問招待と具体的な日程を伝えるものとして待っている」と示しました。
ウシャコフ補佐官は「プーチン大統領は6日に安倍首相と領土問題について話し合うことになるが、この問題で進展を遂げるためには、東京とモスクワにおける複数回の会談が必要だ」との見方を示しました。
また「今年、ソ連と日本がモスクワでコミュニケの発表をしてから60周年になる。この節目の年に、両国の指導者は和平条約の締結について話し合うことになる。しかし、和平条約の締結には多くの複雑な問題が絡んでおり、双方に受け入れられるものであることが必要条件だ。このため、より密接なパートナーシップを構築して、経済、科学技術、文化面における協力を強化し、国際舞台でより積極的に協力することが求められる」と強調しました。
さらに、今回の会談について、「会談後はいかなる文書にも調印はしないが、今回の安倍首相の非公式の訪問が両国の政治、経済、貿易に新たな活力を注ぐことを期待している」と述べました。
(朱、謙)
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