ロシアのプーチン大統領は21日、モスクワのクレムリンでイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、ロシアとイスラエルの関係やパレスチナとイスラエルの問題、シリアの情勢などについて意見を交わしました。

　プーチン大統領は「1カ月前にイスラエルのリブリン大統領がロシアを訪問した。ロシアとイスラエルがこのようなハイレベルの接触を保っていることを嬉しく思っている。中東情勢の重要性を踏まえ、両国は密接な交流を保つ必要がある」と述べました。

　ロシアとイスラエルが国交を回復して今年で25年になります。これについて、ネタニヤフ首相は「この25年間、両国の関係は前向きに発展してきた。今回の訪問の目的は、安全保障分野での間違いや誤解、事件などが起こることを避けるため、連携を強化することにある」と語りました。（鵬、謙）