メドベージェフ首相は同日、関連会議に出席し、「2016年、ロシア政府は、輸入代替の方針を継続し、去年並みの735億ルーブル（約11億ドル）の水準を維持する」と述べました。

　ロシアのデニス・マントゥロフ産業貿易相は「政府は輸入代替プロジェクトを支持するための財政予算と産業開発基金を承認する方針だ」と表明しました。さらに「プロジェクトグループは、技術面で輸入に依存する度合いが非常に高い11の『レッドゾーン』を確定した。これには、石油・天然ガス開発に関わる大陸棚の開発事業を含んでいる。設備の輸入を必要とする石油・天然ガス開発企業と機械製造企業が、輸入品の代替プロジェクトを実施することになった」と述べました。

　同日、ロシアのプーチン大統領は「すべての分野で輸入の代替政策を実施する必要はない。国防産業などの肝心な分野だけは保証しなければならない」と述べました。（MOU、謙）