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ロシアのプーチン大統領は、モスクワ時間の14日、毎年恒例の生放送番組「ウラジーミル・プーチン大統領との直接対話」で、「ロシアとアメリカは、シリア問題やテロの取り締まりなどで良好な協力を行ってきた」と述べました。
プーチン大統領は、その際、「ロシアとアメリカは、シリア危機に臨み、斡旋の役割を果たす上で密接な共同作業を行ってきた。前向きな成果を得られることを望んでいる」と強調しました。
また、アメリカのオバマ大統領が10日、「私が大統領任期内で犯した最大のミスは、軍事でリビアの善後作業に介入したが、無計画のようなものだったことだ」という発言を受けて、プーチン大統領は「アメリカはリビアに対する外交政策を誤って以来、未だに間違いを続けている。アメリカは危うくシリアの崩壊を黙認するところだった」と述べた上で、「対ロシア関係で、アメリカは頑なに『強権・専横・帝国の野心』を堅持すべきではない。自らのパートナーを尊重すべきだ」と指摘しました。
プーチン大統領はさらに、西側からの制裁について、「西側はロシアへの制裁を短期間では解消しないだろう。制裁が取り消されなければ、ロシア側は西側からの食品輸入を制限していく」と述べました。
なお、生放送番組「ウラジーミル・プーチン大統領との直接対話」は2001年から始まったもので、プーチン大統領が国民の質問に生放送で答えるという内容です。
(藍、謙)
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