韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との会談で、双方は中韓関係や朝鮮半島の問題について意見を交わし、王毅外相は「半島の情勢はいま危険な時期を迎えている。各側は責任を持って、安保理の関連決議を完全かつ全面的に履行し、緊迫する情勢をエスカレートさせるいかなる行動も避け、対話と交渉の軌道に戻ってほしい」と述べました。
また、王毅外相はキルギスのアブディルダエフ外相、ベラルーシのマケイ外相、パキスタンのアジズ外務担当首相顧問とそれぞれ会談した際、キルギス、ベラルーシ、パキスタンはいずれも中国の南海問題での正当な立場を十分に理解し、支持すると表明しました。
タイのドーン・ポラマットウィナイ外相との会談では、王外相はタイとの全方位の協力を拡大し、中国・タイ鉄道連合委員会第10回会議を速やかに開催して両国の鉄道協力プロジェクトをいち早く実施するよう期待を寄せました。
パレスチナ自治政府のマルキ外相との会談で、王外相は「中国は一貫して、パレスチナ国民の合法的権利を回復させるための正義に基づく事業を支持している。パレスチナとイスラエルの難局を打破するカギとなるのは、協議の再開である」と述べました。
さらに、トルコとウクライナの外相とそれぞれ会談した際、双方は互恵協力やアジア諸国の信頼醸成、エネルギー協力について話し合いました。(04/28 Lin 謙)
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