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　中国外務省の王毅外相はこのほど、北京で開かれた2015年国際情勢と中国外交検討会の開幕式で、「中国は合法的な領土主権と正当な海洋権益を断固守り、個別の国や勢力による、争いを激化させる誤った行為に反対する。中国側は歴史の事実を尊重したうえで、引き続き、『国連海洋法条約』を含む国際法、中国と東南アジア諸国連合（ASEAN）の各加盟国と合意した共通認識に従う方針だ」との考えを示しました。

　また、王外相は「中国側は『南海各方面行動宣言』の規定に基づき、当事国と対話し、意見の違いを解決するとともに、ASEAN加盟国と一緒に、南海の平和と安定や、航行と飛行の自由を維持していきたい」としました。（殷、YM）