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中国外務省、「二重思考で南海問題を解決」

2016-01-27 20:13:12     cri    
 中国外務省の華春瑩報道官は27日、北京で行われた定例記者会見で、カンボジアのハオ・ナムホン副首相兼外相の南海問題に関する発言に賞賛の意を表したと共に、「二重思考」で南海問題を妥当に解決するという中国側の立場を改めて強調しました。

 関係の報道によりますと、カンボジアのハオ・ナムホン副首相兼外相は南海問題について、「関係諸国は、東南アジア諸国連合(ASEAN)が関わらない情況の下で、争いを解決すべきだ」と述べたということです。

 これについて、華報道官は、「南海問題の本質は、一部の国が中国の南沙諸島の島々を侵略し、領土に関する争議を引き起こしたこと、また、南海沿岸の諸国が主張する海洋権益が重なっていることである」と強調しました。そのうえで、「中国は、『二重思考』で南海問題を解決すると主張している。つまり、当事国が交渉で問題を平和的に解決していくもので、南海の平和と安定は中国とASEAN諸国が共に維持していくものである。これは大多数のASEANメンバー国の共通認識でもある。カンボジア側の発言は、『二重思考』が幅広く賛同を受けたことを表している」と指摘しました。(藍、謙)

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