モーリシャス訪問中の中国の王毅外相は2日、アミーナ・グリブ・ファキム大統領、及びアヌルード・ジュグノート首相とそれぞれ会談を行いました。

　ファキム大統領とジュグノート首相は会談の際、中国と伝統的な友情を深め、海洋産業や農業、投資、観光、地球温暖化対策など各分野での協力を強化すると共に、人文交流を通じて、両国国民にいっそう親近感を感じさせるよう取り組む考えを示しました。

　王外相はモーリシャスとの協力の見通しについて、「西へ広げると、アフリカ大陸につなぎ、中国のアフリカ進出のプラットフォームとなれる。また、東へ広げると、アジア特に中国とつなぐようになり、海洋産業や観光、航空などの分野における協力を拡大できる」と述べました。（ZHL、Kokusei）