王外相は「アフガニスタンは中国の隣国で、アフガニスタンが平和と安定を維持できるかは中国の利益にも関わる。従って、中国は始めからアフガニスタン問題の解決プロセスに積極的に参加している。昨年、北京で第4回外相会合が開かれ、各方面が共通認識を得ることができ、アフガニスタンの平和建設を共に推進することができた」と指摘しました。
また、王外相は「今回の外相会合は非常に順調で、『イスタンブール宣言』が採択され、各方面は新たな約束を交わした。中国は今回の会合を通じて、国際社会に3つのシグナルを発した。1つ目は、私たちは、各方面がアフガニスタンの平和建設プロセスに積極的に参加し、アフガニスタンの経済がいち早く発展し、国民の生活レベルが向上することを望んでいる。2つ目は、各方面がアフガニスタンの国内和解プロセスを支持することで、アフガニスタン政府がタリバンと協議することだ。すでに1度成功しており、アフガニスタンにとって、今年最も有意義な進展だ。その後、様々な原因で対話メカニズムが滞っているが、私たちは早期再開を望んでいる。アフガニスタン政府とタリバンが協議する方向を堅持することを期待し、パキスタンが独自の役割を果たすことを信じている。中国は引き続き、便宜と支援を提供する。アメリカは重要な要素として、積極的で建設的な役割を果たすことができる。当然、これらはアフガニスタンの主権を尊重したうえで、各方面が自ら望まなければならない。3つ目は、各方面がいかなる形のテロリズムにも共に反対し、国際法に基づき、国際反テロ協力に参加し、地域の平和と安定を共同で守ること」と話しました。(RYU、YM)
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