王毅外相は26日、中国を訪問中のアフガニスタンのサラフッディン・ラバニ外相と北京で会談し、政治や経済・貿易、文化、安全などの分野について話し合いました。

　王毅外相はその中で、「アフガニスタンが国内の和解を積極的に推進し、国の再建にも力を入れていることを、友好国として隣り合う中国は支持する」と述べたうえで、「『一帯一路（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード）』構想の構築に参加する意向の表明を歓迎し、両政府間の協力協議の調印に賛成する」という考えを示しました。

　これに対して、ラバニ外相は自国の国民と政府を代表してアフガニスタンの安全や発展、再建に果たした中国の支持に感謝の意を表したうえで、「アジアインフラ投資銀行に参加し、『一帯一路』構想の構築で重要な役割を果たしたい」と表明しました。（万、星）