「2016年中日友好成人式」が10日、在中国日本国大使館で行われました。木寺昌人在中国日本国特命全権大使、北京市人民対外友好協会高双進副会長を始めとする中日の来賓や、中国と日本の新成人200人余りが参加しました。

　成人式では、中日来賓の祝辞の後、既成人代表から、「中国では日本の周りの人が心配していたような反日感情を全く感じない」と北京で暮らす先輩としての感想を述べました。これに、新成人代表は「中国に来て、互いの国を思い合う仲間になり、中国に親しみを感じた」と答えました。

　中日友好と成人を祝い鏡開きが行われたほか、ブラスジャズバンドの学生メンバーによる「世界に1つだけの花」、中国の学生による中国舞踊「１枚の緑の葉っぱ（一片緑叶）」、日本人学生団体のソーラン節のパフォーマンスが披露され、お祝いムードに花を添えました。また、成人を記念する書き初めの後、実行委員長が新成人への祝福とこれからの中日友好を推進していく上での抱負を語り成人式を締めくくりました。

　続いて、場所を変えて行われた交流会では、新成人が来賓や既成人と人生の経験、成人になった心境、これからの目標などについて交流しました。また会場ではカンフーパフォーマンスや日本のアイドルの歌やダンスなどの出し物が、新成人を魅了しました。（怡康、keiko）