王庚年局長、阿部守一長野県知事と会見

　CRI中国国際放送局の王庚年局長は15日、CRIを訪れた日本長野県の阿部守一知事と会談しました。双方は、CRIと長野県のこれまでの交流を振り返り、双方の今後の協力事業について意見交換を行いました。

王庚年局長、西田節夫長野県北京放送を聞く会会長と握手

　席上、王庚年局長は、「これまでCRIと長野県の交流では多くの成果を生んできた。CRI初のラジオ孔子学堂が長野県に設置されたこともその一つだ」と述べ、「CRIにとって、日本のリスナーは最も熱心な人々で、外国語番組のリスナーの中では最も活発だ」と強調しました。

　これを受け、阿部守一知事は、CRIの温かい歓迎に感謝の意を伝え、今回の訪中の目的について語りました。そして、北京が2022年冬季オリンピック誘致に成功したことに祝賀の意を表し、「長野県の姉妹都市である河北省は、2022年冬季オリンピック開催地となったことで、更なる発展のチャンスを迎えるだろう。長野県では、1998年に冬季オリンピックを開催しており、豊富な経験を蓄積している。この分野でのノウハウ交流などを含め、是非とも冬季北京オリンピックをサポートしていきたい」と語りました。（任春生、む）