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東南アジアの学者らが安倍首相に歴史の直視を要求

2015-07-16 20:08:16     cri    
 インドネシアやシンガポール、マレーシアの学者らがこのほど日本の安倍晋三首相に宛てた書簡の内容を公開しました。書簡は日本の平和憲法の改正に反対し、安倍首相に日本の侵略の歴史に正面から向き合い、真摯に反省し謝罪するよう求めています。

 この書簡に署名したのは、インドネシア「印華日報」の李卓輝編集長やシンガポール第2次世界大戦歴史研究会の郭文龍会長ら学者です。書簡は「我々は日本の平和憲法の改正に強く反対する。これは日本軍国主義を復活させようとする卑劣な手段だからだ。我々は日本が軍隊や戦艦、戦闘機を拡充し海外へ見せびらかし、アジア各地域の平和と安定を脅かすことに強く反対する」としました。

 さらに、「70数年前に、日本軍がアジア各国を侵略し、罪のない人々を残酷に殺害し、石油採掘や空港建設のために強制連行し、さらに若い女性を慰安婦にさせ、心身ともに大きな被害を与えた。その多くは結婚も出産もできずに生涯苦しみに耐えてきた。にも関わらず、日本政府はその損害賠償に全く積極的に対応しない」と記しています。

 また、「日本はドイツに学び、歴史の真実に正面から向き合い、アジアの人々に対し犯した罪を反省し、真摯に謝罪しなければならない」としました。(閣、小山)国際・交流へ

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