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今年の干支はブタ |
金のブタの置物 |
龍潭湖公園の中に入ると、大きなブタの飾り物が目に入ります。中国の今年の干支は、日本と違ってブタなんですね。何故日本ではイノシシとなったかについては、干支が伝わった当時、日本には家畜化されたブタがいなかったためではないかという説がありますが、果たしてそれが正しいのでしょうか、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただければと思います。
そのブタ年、今年は60年に一度という大変めでたい「金のブタ年」だそうです。世紀の変わり目の2000年が、縁起の良い辰年と重なったこともあってミレニアムベビーブームがあったという中国ですが、「金のブタ年」にちなんで子作りをしようと考える夫婦が多いようで、ベビーブームが再び訪れるのではないかと報道されています。
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スポーツイベント会場 |
代表選手と素人が試合 |
北京五輪マスコット |
今年の「廟会」のもうひとつの特徴は、開催まで1年半と近づいたオリンピックの関連イベントが多いことです。龍潭湖公園のスポーツイベント会場には、柔道やレスリング、重量挙げといった種目の金メダリストたちが招かれ、会場を訪れた人を相手に試合をするといった催しが行われていました。また北京五輪のマスコットの縫ぐるみが、子供達と握手をしたり、記念撮影に応じたりして、オリンピックムードを高めることに一役買っていました。
この他、会場では実に様々な催しが行われていましたが、日本でもお馴染みの射的のゲームがあったり、中国独特のコマ回しの演技などが披露された他、「氷糖葫芦bingtang hulu」と呼ばれる、サンザシの実を水飴でコーティングした串刺しや、中華風かりんとうとも言われる「麻花」など伝統的な食べ物を売る露店が、所狭しと並んでいました。
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射的ゲーム |
サンザシの実の串刺し |
名前の漢字を絵にすると |
漢字の国だなと感じさせられたのは、名前の漢字を絵に描くという店があったことです。1枚10元(日本円で150円ぐらい)という安さにつられて、私の名前を絵にしてもらったのが、ご覧の写真。どんな漢字か分かりますか?絵が描きあがった後に「表装をしないと、すぐに絵が禿げてしまうよ。40元と80元の2種類あるが、見栄えの良い方が絶対いい!」と言われ、ついつい80元の方を注文してしまいました。うまい商売に乗せられて高い買い物をしてしまった感がなくはないですが、日本人にとっては珍しいものなので、大事に保存しておこうかと考えている所です。(写真、文:中村 治) 1 2
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