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北京オリンピック、いま何が見られるか
   2006-12-06 11:52:00    cri

五輪スローガン「一つの世界、一つの夢」

 北京オリンピック開幕までには、まだ600日余りありますが、オリンピックの時に活躍が期待されるボランティアの募集が始まったり、「五つの大陸がオリンピックで手を携えよう」というテーマのもと北京在住の外国人が参加するジョギング大会が開催されたり、中国では次々にオリンピックに関連する催しが行われています。

 また中国国際放送局でも、「北京五輪まであと2年」となった今年の8月8日から「北京オリンピックニュース」をスタートさせるなど、早くもオリンピックムードが高まりつつあるとも言えそうです。

 北京に来られる方でオリンピックに関する動きが見たいという方のために、今何が見られるかをご紹介しましょう。

メイン競技場「鳥巣」(11月上旬撮影)

 まずは何と言っても、建設中のオリンピックメイン競技場「国家体育場」です。北京市北部にあるオリンピック公園に建設中のこの施設は、通称が「鳥の巣」と言われているように、鉄骨で鳥の巣の様に囲まれているユニークな建物です。2003年12月に着工されましたが、今年の9月にはこれまで鉄骨を支えていた支柱が外され、4万2000トンという鉄骨の重さを自力で支える事が出来るようになりました。9万1000人の観客を収容することが出来、開幕式の他、陸上競技やサッカーの決勝戦が行われます。

 

国家水泳センター"水立方" (11月上旬撮影)

 次にユニークな競技場は、「鳥の巣」の隣りに建設中の「国家水泳センター」です。通称は「水の立方体」で、その概観に驚かされます。ETFEフィルムと呼ばれるフッ素樹脂の膜で外壁が囲まれ、まるで水で覆われたような感じの建物です。この素材は、光の吸収性や保温性に優れているということです。水泳や飛込みなどの競技会場で、1万7000人の収容能力があります。以上の二つの施設は、周囲の道路からその概観を楽しむことが出来ます。オリンピック関連の競技場の建設は来年中には終わる予定で、2008年に入れば色々なプレ大会が行われる事になります。

完成予想図

カウントダウン用大時計

競技場以外でご紹介したいのは、天安門広場の東側にある中国国家博物館の正門にある「カウントダウン用大時計」です。高さが10メートル以上もある大きな時計で、この前では「あと1000日」「あと2年」といった節目の時にイベントが行われたり、観光客が集まったりするので、そんな節目の日に北京を訪れた時は、是非一度行って見ましょう。良い記念になると思います。ただしこの場所に行くと必ず「五輪用マスコット」を買いませんかという声が掛かります。私が写真撮影に言った時に声を掛けられたマスコットの値段は、大きなものが10元(150円)、小さなものが5元(75円)でした。しかしこうした所で売られているマスコットは、正式な販売許可を受けていないものが多いので要注意です。

五輪マスコット「福娃」

 「福娃(フウワ)」と呼ばれるこの北京オリンピック用マスコットは大変な人気です。5つの可愛らしいマスコットには、それぞれ「貝貝(ベイベイ)」「晶晶(ジンジン)」「歓歓(フアンフアン)「迎迎(インイン)」それに「妮妮(ニイニイ)」という名前がついています。このマスコットは海外にまでキャンペーン団を派遣してPRをしています。

地下鉄の工事現場 

 北京では今、地下鉄や道路の整備はもちろん、色々な事が北京オリンピックに向けて動き出しています。その動きは1964年東京オリンピック開催前よりも激しいような印象さえ受けます。オリンピックを契機に北京はどんな変貌を遂げるのか注目していきたいと思います。(写真、文:中村 治)

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