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中国最大の水神廟ーー済どく廟
   2006-07-18 11:04:55    cri

   

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 済どく廟は中国中部、河南省の省都、鄭州市から車でおよそ一時間半で着く済源市にあり、1400年の歴史を持っています。その敷地面積はおよそ8万平方メートルあり、中国で現存する最も大きく、最も完全に保護された水神を祭る場所です。また、ここには千年以上の歴史がある水神像があるほかに、数多くの歴史的建築様式が残されているので、中国古代建築の博物館とも呼ばれています。

 済どく廟の平面図は漢字の「甲」の形をしていて、この文字は天下一の意味が含まれています。また、敷地内の建物の形も前は四角く、後ろは丸く建てられています。これは古代中国人の宇宙に対する考え、つまり、天は丸く、地が四角いということを現わしています。

 この済どく廟の「どく」という字は日本語にはありませんが、さんずいに販売の売と書きます。この『どく』という字は一本の川が海に入るという意味です。古代の中国人はこの『どく』の字に相応しい川は長江、黄河、ワイ河と済水しかないと思って、この済水の水神を祭る廟を済どく廟と名づけたそうです。『どく神』を祭ることは古代中国で水神を祭る最高レベルのものとされましたが、現在、完全に残されたのはここ済どく廟だけです。

 廟門から、ずっと奥の方へ入り、いくつかの木造の門をくぐって、さらに200メートルほどの石畳の道を通って、水神寝宮に辿りつきます。この水神寝宮は敷地面積100平方メートルあまりの木造の建物で、数本の木の柱によって支えられています。水神の肖像は高く、やさしい顔をして、大きなベッドに横たわっています。その長くて黒いひげは枕の下にぶら下がっています。伝説上、水神の三人の奥さんの肖像はよそから邪魔されないように、門のところに立っています。済どく神がここで穏やかに寝ていると、川が氾濫せず、枯れずになり、人々の生活が落ち着くということです。

   

 水神寝宮の裏には、済水の水源地があります。平地にいくつかの泉が湧き出て、千百年経った今でもその水は絶えないのです。この泉が東のほうへ流れ、河南省と山東省を経て、海に入ります。これが全長1千キロメートルを超えた済水です。

 済どく廟の一番の特徴は、中国の宋、元、明、清各時代の建物があるということです。最も古いものは先ほどの水神寝宮で、一千年前に建てられたものです。済どく廟の門ですが、その構造が珍しいです。間隔が大きな三つの屋根は四本の柱でしか支えられておらず、しかも500年も経っています。また、済水の水源にある臨淵門は元の時代に建てられたもので、700年の歴史があります。そして、済水の水源の側にある龍亭はいくつかの時代の建築要素があって、建築芸術の価値も高いです。その基礎は一千年前の宋の時代のもので、柱は700年前の元の時代のもの、そして、屋根は500年前の明の時代に修復したものです。

 さらに、済水の水源にある石の欄干は国宝です。それは中国で完全に残された宋の時代の彫刻欄干です。珍しいことに、その欄干に瓶や「万字」が彫刻されているのです。それは、歴史上仏教と道教の融合を現わしています。

 この済どく廟には日常の祭祀などの事務を担当する十数人の道教の聖職者がいます。その人の話によりますと、普段でもわざわざお香を立てに来る人もいるようです。

 中国暦の2月6日は水神の誕生日で、この日、済どく廟で盛大な祭祀行事を行います。昔、最盛期のころ、水神の誕生日を祝うため、一万頭の豚や羊を供えたこともあったそうです。

 済どく廟は数年前に修復してから、一般公開したので、まだ、観光客が少なく、じっくり各時代の建物を味わえます。

 済どく廟へ行くには、河南省の省都、鄭州から車で1時間半かかります。全体を見学するには半日間かかります。その後、済源県のほかの二ヵ所の旧跡、奉仙観と大明寺を訪れることができます。済源県の近くには太行山と王屋山があり、中国中部で有名な観光地です。

 地元の麺類が有名で、安くて美味しいから、機会があれば、ぜひ味見してください。

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