世界レジャー博覧会、4月22日から10月22日まで杭州で開催

　はじめての世界レジャー博覧会が4月22日から10月22日まで上海の南にある浙江省の省都・杭州で開催しています。

　このレジャー博覧会のテーマは、「レジャーは、人類の生活を変える」です。杭州は、このテーマにぴったりだと思います。2001年、杭州は国連より住むのに適しているという意味の「人間居住賞」を受賞し、そして2002年には国際公園とレジャー協会から「国際ゴールデン都市」に選ばれました。また、2004年アメリカの雑誌「フォーブス」の中国大陸ベストビジネス都市ランキングではトップとなりました。この博覧会を通じて、浙江省、特に杭州市の知名度を高め、中国のレジャー産業を推し進めていきたいということ

　博覧会の主催者は、世界レジャー組織と中国国家観光局です。主会場は、杭州市蕭山のレジャー博覧会場と風情園とその周辺地区には、展示会場やイベント主催地などが集まっています。博覧会メインエリア、レジャー博覧会場は湘湖という湖を囲む10平方キロもあるリゾート地域にあります。運河に沿って、ベニスの街、チューリッヒエリア、オーランダエリア、アミューズメントエリアなど八つのエリアに分かれています。

　博覧会は六つの部分からなっています。

　その一は、テーマ景観エリアです。ここには湖の綺麗な景色を眺めることができ、岸辺にそって、ベニスの街やハワイの海岸、オランダの花の通り、クリスマスの街などがあり、これら海外の名所に来たのかと錯覚する程の気分になるそうですね。

　その二は、レジャー施設です。宋城ホリディホテルやベニスビジネステーマホテル、レジャー博覧会本部ビル、ラドン温泉、レジャー健康診断センター、テニスコート、釣り堀などだくさんの見所があります。

　その三は、大型展示場ですね。ここは、世界100都市の展示会場となっており、世界のヨットやアミューズメト、レジャー用品などの展示会場も設けられています。

　その四は、アミューズメントです。大型アミューズメントパーク、グローバルカーニバル、大型水上公園、アクアスポーツセンター、家庭ゲーム館など子供にも楽しめる場所があります。

　その五は、エンターテイメントです。デコレーションパレードやロシアのサーカス、ビーチ騎馬戦、水上スキー、水上バレエなども楽しめます。

　その六は、ショッピングとレストランです。買い物なら、国際ブランドデパートメントやファッションデパート、国際大型スーパーマーケットなどで。グルメなら、イタリアやトルコ、日本、韓国などの料理が集まる世界美食街で。

　レジャーで行ったら、一日で足りないという感じです。私が行った日、ベニスの街にある「百城館」つまり、世界各地の百近くの都市が出展している「百城館」を訪れました。半日で、30ぐらいのパビリオンしか回われなかったです。

　世界からは、ドイツやイギリス、イスラエル、オランダ、インド、韓国など。日本からのパビリオンは、九州、大阪、神戸、岐阜などがあります。