日本には「旅は道連れ、世は情け」という諺がある。旅行をするときは、いい友が必要で、社会生活には"人間の情"が欠かせないという意味だ。
このところ外国旅行をする日本人は、年間で1000万人を超える。バブル崩壊後は、その目的地は、「近場」になってきた。つまり欧米型から中国、韓国、東南アジア型にシフトしてきたのだ。
最近は中国をディスティネーションに選ぶ日本人が増えた。それは一衣帯水の中国、5千年の歴史が醸し出すアジアの友邦国への憧憬といっても過言ではなかろう。さらに、改革開放以来、目を見張るべき発展に、触れてみたいという率直な感情もある。
その手近な情報はどこにあるのだろうか。2006年4月の北京放送の番組改編から、リニューアルした「中国の旅」(毎週木曜日、放送時間18:20ー50)がある。是非リスナーの方は、この番組を参考にして欲しい。中国の名所、旧跡、宿、グルメ、音楽ect.そこからは泉のように、中国のたび情報が湧き出しているはずである。
私ども担当者も、リスナーの皆様に"役立つ情報"と念じながら、番組制作に腐心している毎日である。
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