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変わる北京動物園周辺
   2005-06-03 19:05:37    cri

 パンダで人気の北京動物園は、北京市北西部にあり、地下鉄 西直門駅にほど近い場所にあります。この辺りはバスの発着地となっているほか、道を挟んで、プラネタリウムのある北京天文館、大型服飾卸市場、大型スーパー・カルフールに加え、今年4月にはイトーヨーカドーも開店し、さらに多くの人で賑わう場所となっています。

 新しいビルが次々に建つ動物園周辺は、北京の今を感じられる場所でもあります。

● 北京動物園 やはり見所はパンダ

 北京動物園の一番の人気者は、やはりパンダ。立派な石造りの正門を抜けると、すぐパンダ館が見えてきます。現在北京にいる3匹のパンダは、去年10月パンダのふるさと・四川省からやってきました。

 それまでは2003年の夏、北京動物園で生まれた赤ちゃんパンダ・ティエンティエンをはじめ、全てが北京生まれの北京育ち。今後、近親結婚によるさまざまな弊害を避けるという目的で、去年10月、3匹すべての交換を行いました。

 現在は元気な3匹、オスで6歳のグーグー、13歳のダーディー、メスで10歳のニュウニュウの姿を北京で見ることができます。またパンダの体長は様々で、1メートル20センチから50センチ。体重は75キロから160キロとほっそり型からぽっちゃり型まで様々です。 グーグは少しほっそりしています。

 また、日本人にとって、パンダは中日友好の明かし。1,972年に中日国交正常化の記念に日本に贈られて以来、かわらぬ人気がありますが、現在上野に暮らすオスのリンリンは92年 北京動物園から引っ越してきたものです。この皆から愛されているパンダは、人間が出現する300万年以上も前から生息していたと言われています。しかし現在、その数は1600頭ほどに減少し、現在、政府の指導の下、四川省を中心に自然保護区が多く作られています。1980年には四川省成都にパンダ保護研究センターも完成し、人工授精などの繁殖活動を積極的に行っています。

 実際、北京動物園に行かれる際、パンダたちは1日の半分以上眠っているので、元気な姿を見たい場合は、お昼ごはんの前後、午前11時から午後1時くらいの時間帯に行くのがお勧めです。

● 動物園の歴史

 この北京動物園の歴史は、1906年清の時代に皇族の庭園を国の農業試験場にしたことに始まります。これ以降各地から動物が集められ、1955年に北京動物園という名になりました。総面積は50万平方米、中国最大規模の動物園で、560余種、7000余の動物が飼育されています。

● 変わる北京動物園周辺

 動物園の周辺は変化を続けています。道路は渋滞解消のため立体式になり、服飾市場、大型スーパーも次々と開店し、平日週末問わず、大変な人で賑わっています。今年4月にはイトーヨーカドー西直門店もオープンしました。

 北京のイトーヨーカ堂・華堂商場の麦倉弘社長は「中国の伝統行事に合わせ、イベントも多く企画し、皆さんに喜んで頂けるお店づくりと徹底的に目指します」と話してくださいました。西直門店は北京で5店舗目、2008年の五輪までにあわせて10店舗を展開する予定だということです。

 北京動物園の園内は変わらずゆったりとした空気が流れます。

 一歩外に出ると、日々変化を続ける北京の姿を見ることができる場所。

 北京動物園にいらっしゃるときは是非周りの建物、市場にも目をむけてください。

<観光案内>

北京動物園 OPEN:7:30~17:00(閉館時間はシーズンにより17:00~18:00の間で変動)

FEE:20元(4?10月) パンダ館はさらに5元必要  西城区西直門外大街北側 (010)5803-6000

URL:http://www.beijingzoo.com/

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