7月に入りました!
「夏休みはどこに行こうかな?」と考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。暑い夏、オススなのが避暑地への旅。中国にも有名な避暑地がたくさんありますが、今回は北京近郊の代表的な避暑地を紹介します。
北戴河(BEIDAIHE ほくたいが)
北京から気軽に行ける避暑地として人気なのが、河北省の北戴河。北京から東に380キロ、渤海湾に面した海のリゾートです。
北京は内陸部にあって海がありません。北京から一番近い海水浴場として、毎年多くの人が出かけます。 北戴河の夏の気温は30度ほど。さわやかな気候です。砂浜もきれいですよ! 北京の夏は蒸し暑く、最高気温は40度近くまであがりますから、こうした海辺で過ごしたくなるのは当然かもしれません。
また、北戴河はけっこう古い歴史を持つリゾート地です。 19世紀の終わり、清朝の要人や外国人たちが、避暑地として利用していたという記録が残っているんです。
今のような一般向けのリゾートとして開発されたのは、ここ20年くらいでしょうか。
今では、ホテルやコテージ、観光施設なども充実。一大リゾート地と化しています。浮き輪やパラソルの貸し出しもあり、誰でも気軽に海水浴を楽しめる雰囲気です。また、エビやカニなどのシーフードも美味しいので、ぜひ食べてみてください!
北戴河までのアクセス
(一)北京駅から列車で4時間
この夏は臨時列車も出るので、ますます便利に!
(二)北京市内から車で2ー3時間
高速道路が通っているので列車より速い!グループ旅行におすすめ
(三)旅行会社のパッケージツアーに参加
1泊2日のツアーで200ー300元。(日本円で2500ー4000円)
十渡(SHIDU じゅうど)
北京市房山区の郊外にある景勝地で、「北方の桂林」とも呼ばれています。
広西省・桂林といえば水墨画のような景色で有名ですが、この十渡も大きな川が流れ、切り立った岩山がそびえる美しい景観が魅力です。 1986年には「北京16景」のひとつにも選ばれています。
「十」に「渡る」と書いて、「十渡」。これは、谷を流れる大きな川に沿って、10箇所の渡し場があったことからこの名がついたそうです。
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