「北京の銀座」とも呼ばれる北京最大の繁華街ーー王府井は、変貌を遂げつつある現在の北京を象徴するエリアです。100年以上も続く老舗など歴史ある店舗が連なるショッピング街、王府井大街には、胡同(フートン)と呼ばれる昔ながらの横町も保存されています。
そんな王府井に出現したのが、巨大ビルが建ち並ぶ複合施設、東方広場(Oriental Plaza)です。オフィス・ビルやホテル・グランド・ハイアット、そしてアジア最大のショッピング・モール、東方新天地を擁するところです。東方新天地には、一流ブランド品やカジュアルウエア、靴やアクセサリーなどのショップの他、デパートやショッピング・センター、ソニー・エクスプローラサイエンスも入っています。
一方、モダンな東方広場の反対側には、屋台感覚の店がひしめき合う、小喫街(シャオチージェー)と呼ばれるレトロな一角があります。小喫とは軽食のことです。古い街並みが再現され、串焼きや麺類などのこぢんまりとした店が道の両側に並び、店員達の威勢のよい掛け声が飛び交っています。活気溢れる雰囲気の中を歩いていると、つかの間のお祭り気分が味わえます。
また、王府井大街には百貨大楼、東安市場、世都百貨、北京工芸美術服務部、外文書店、王府井書店などの商店があります。
注:王府井は「」、胡同は「」、東方広場は「」、軽食は「」。
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