中国語には「繞口令」()ーー早口言葉があります。実は日本語を勉強している私にとっては、日本語の早口言葉がけっこう難しいものだと思いますが、外国語の勉強には、早口言葉の練習を通じて、苦手の発音の要領を早くクリアすることができるかもしれません。それでは、今日の本文に入る前に、少し、中国語の「繞口令」を練習してみましょうか。
中国語の数の数え方、もう慣れましたか?四、十、十四、四十。
今日練習していただく早口言葉はその四つの数字からなるものです。では、一回ゆっくり言ってみます。よく聞いてください。
意味はとても簡単明瞭なものです。四は四。十は十。十四は十四、四十は四十。
四と是、そして十という三つの発音とその組み合わせなどを練習するつもりです。いかがでしたか?よく言えますか。では、もう一回比較的早いスピードで言っていますので、私の後について練習してください。
皆さん、メモを取りましたね。あとで、自分でもう少し練習してくださいね。
それでは、今日の勉強に入りましょう。今日は第4課前半に引き続き、第4課後半の勉強に参りましょう。まず、今日のスキットを聞いてみてください。
○ 北京や上海には?
○ 3年後に予定しています。
それでは、続いて、スキットに出てきた新しい単語と言葉についてご説明します。「北京や上海には?」「」はここで、文末助詞で、「どうであるか」と疑問を表します。
では、次の文です。「三年後に予定しています。」「」は第4課前半でも触れましたが、名詞として使われるほか、よく動詞としても使われています。「計画する、…する予定である」という意味を表します。この言葉の使い方については、後ほどの「キーポイントをマスターしよう」のコーナーで例文を挙げてご説明するつもりです。
続いて、「キーポイントをマスターしよう」のコーナーです。今日のこのコーナーでは、「計画、計画する」という意味の言葉、「」の使い方をマスターしてください。
先ほどもお話しましたが、中国語の「」は、「計画、計画する、…するつもりである、…する予定である」という意味を表します。では、テキストの例文を見てみましょう。
我々は東南アジアへ行く予定です。
プロジェクトチームを編成します。
最後に、「知って得する生きた中国語」のコーナーになります。中国には合わせて32の省や自治区、直轄市があります。これらの省、自治区、直轄市にはそれぞれ略称を持っています。たとえば、北京は「京」、上海は「」と省略して呼ばれます。これらの略称はよく車のナンバープレートや新聞記事のタイトルなどで用いられますので、覚えておいたら役に立つと思います。ほかには色々例をあげて見ます。よく覚えてください。
広東省
天津
四川省
遼寧省
山東省
福建省
河南省
河北省
そろそろ時間のようです。「やさしいビジネス中国語」、今日の勉強はここまでにしましょう。冒頭でお話しました中国語の早口言葉、まだ覚えていますか?もう一回練習して見ましょう。
では、次回のこの時間、またお会いしましょう。再見!
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