4月5日は清明節ですが、この節句は中国から日本に伝わったものです。中国では昔から清明節にお墓参りする習慣があります。日本ではいかがお過ごしでしょうか。清明といいますと、中国では「清明」を題名にした有名な詩がございます。皆さんはご存知なのでしょうか。簡単にご紹介しましょう。
【清 明】
唐の時代の有名な詩人ー杜牧が書いたものです。
清明時節雨紛紛
路上行人欲断魂
借問酒家何処有
牧童遥指杏花村
清明の時節 雨紛紛
路上の行人 魂を断たんと欲す
借問す 酒家は何れの処にか有る
牧童 遥かに指さす 杏花の村
いかがですか?覚えましたか?では、早速、やさしいビジネス中国語第1課後半の勉強にまいりましょう。まず、今日のスキットを聞いてみてください。
○ 日本人客がよく来てくれます。
○ 周りに日本企業が多いですからね。
それでは、続いて、スキットに出てきた新しい単語と言葉についてご説明します。「日本人客がよく来てくれます。」「客人」は「お客さん」の意味です。また、「常常」は「いつも、常に」という意味を表します。この言葉は中国語でよく使われるものですが、その使い方については、後ほどの『キーポイントをマスターしよう』のコーナーでお話したいと思います。
次の文です。「周りに日本企業が多いですからね。」この中で、「」は「周り、周囲、近くに」という意味です。
続いて、「キーポイントをマスターしよう」のコーナーです。今日のこのコーナーでは、「いつも、常に」という意味を表す中国語の表現を覚えてください。
今日のスキットに出てきた「常常」は、「いつも、常に」という意を表す言葉です。その類似語に、「」もよく使われるのです。例文を見てみましょう。
私たちはいつも顔を合わす。
彼はいつも勉強している。
最後に、「知って得する生きた中国語」のコーナーになります。今日のこの時間は、色々な日本企業を中国語で話してみてください。
中国に進出している日本企業は数多くありますが、これらの企業は中国でよく音読みで呼ばれています。たとえば、
ソニー
NTT
日産
ユニクロ
プリジストン
サントリー
いかがですか?皆さんは違和感がありますか?中国人は日本企業の名前をこのように呼んでいます。覚えておいたら役にたつでしょう。それでは、これらの名前をもう一回話してみてください。
そろそろ時間のようです。番組のオープニングで話した「清明」の詩をまだ覚えていますか?私といっしょにもう一度読んでみてください。
「やさしいビジネス中国語」、今日の勉強はここまでにしましょう。次回のこの時間、またお会いしましょう。再見!
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