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OPEC・石油輸出国機構の輪番議長を務めるアルジェリアのヘリル・エネルギー鉱業相は13日メディアに対し、「国際原油市場の現状は投機売買が形成したものだ」と指摘しました。
ヘリル議長はこの日、アルジェリア西部のアイン・ティムシェント県でヨーロッパに天然ガスを輸送する大型インフラ施設を視察した際、「国際市場の投機売買により、OPECの減産措置も役割を失った。OPECの措置は市場の投機売買に対応するもので、国際市場の原油供給を念頭に置いたものではない」と強調しました。
ヘリル議長はまた、「OPECは12月17日に、アルジェリア西部のオランで閣僚級特別会議を開き、国際原油市場の情勢について討議する。会議で国際原油市場に実質的な効果をもたらす措置が採択されるよう希望する」との考えを示しました。
(翻訳:洋)
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